チャクラのこと

チャクラとは「エネルギーの湧き出る泉」のことです。
一カ所ではなく、何カ所もあるのですが、
それらの場所やどんな意味を象徴するのかについては触れずに話を進めます。

ヨガの教義と人体宇宙観に関する情報はネットで色々と散見されますが、ブログを読んで下さる皆さんはそのググりたい気持ち、どうかグッと!堪えてくださいね。
だって、自分で気付いた方が楽しいから。


ヨガは学生が教科書を覚えるようなものではなく、無意識に自らの手で閉じてしまった感性や好奇心の入り口を再び開き、自分の特性や特徴を再び確認するためのものなので、どうか答えのページに急ぐことなく、ゆっくり楽しみながら!少しずつ続けて頂きたいなあと思います。


探検家になった気持ちで「エネルギーの湧き出る泉」を探すぞ!とはいっても、ヨガや瞑想を始めたばかりの人には何からどう始めれば良いのか分からなくて迷いますよね。

そこでまずは大雑把に体の感覚に気づくことから始めます。


頭のてっぺんから足の指先まで、体の外側(筋肉や骨、関節の感覚)も、体の内側(内臓の感覚、血液や呼吸や気分の流れ)も、体のありとあらゆる部分のどこに「気付いているのか」、逆に「気付いていないのか」まず認識することから始まります。


肉体はヨガで、心は瞑想で観察しましょう。
ヨガや瞑想を一定期間練習した方は、これと逆のアプローチをするのが良いです。
肉体を瞑想で観察し、心をヨガで観察します。


誰もが初めのうちは大雑把な感覚しか分からないものです。
私ももちろんそうでした。
感覚の範囲も非常に限定的で、ヨガマットと体の接地面だけとか、ポーズの効き目を感じられる部分だけとか、そんなものです。

けれども根気強く繰り返すほど、ありとあらゆる感覚が体の表面に浮かび上がり、はっきりと認識できるようになります。


関心があるもの、得意なもの、好きなものに対して感受性(センサー)は強く反応するはずです。
これと逆に、無関心なもの、苦手なもの、嫌いなものに対するセンサーは弱いので、感覚が全く無いか、よく分かりません。

観察と確認作業を続けるうちに、エネルギーが活発に沸き上がる部分とあまり活発でない部分が存在することに気づくようになります。

特に鋭敏な感覚(感性)を才能として発揮することも出来ますが、そのためには感覚の鈍感な部分に対するアプローチ、つまり失った感覚を取り戻す努力をすることが重要になります。

感覚の分かる部分と分からない部分の差が大きく開いた状態が病です。
チャクラを整えるとは、この均衡を保つことです。

自分のチャクラの向き合い方はヨガと瞑想をすれば分かるようになります。
自分の特性(性格や傾向、得意なこと、苦手なこと)を知りたいのなら、感覚の無い(分からない)部分を自覚し、意識の領域を広げてください。


私の本業は学習塾講師で、ジョギングやヨガ、瞑想を日々のルーティンにしていることは以前書きましたが、生徒と一緒に頭を悩ませている仕事中は自然と呼吸は浅くなりがちで、腹部から背中にかけて固く、重い感覚があります。


そこで、体の一方に偏ったエネルギーを翌朝ジョギングで平らに均し、冷たい頭と温かい心で一日を過ごせるよう瞑想とヨガをして、気持ちと呼吸がいつも滞りなく気持ちよく流れている状態を保つよう心がけています。



かくいう私も教科書から入ったタイプの人間なので偉そうなことを言えたものじゃないですが、慌てることないよ、そのうち分かるよって声かけてもらってたら良かったな、と思って書きました。
悟りの境地を知りたい、その気持ちは今も変わりません。
今回のブログはインスピレーションで書います。エビデンスはありません。ご承知置きください。

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